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ツノガエルにおける餌の切替タイミング

      2016/02/14

明らかに違うベルツノガエルとクランウェルツノガエルの成長度

クランウェルツノガエルの威嚇ポーズ ベルツノガエルに続き2匹目の同居人として向かえたクランウェルツノガエルですが、育て始めて、そろそろ約8ヶ月が経過しようとしています。
私が飼育ケージのフタを開け、クランウェルツノガエルを覗き込むようにすると、いっちょまえに体を膨らませる「威嚇のポーズ」をとるのですが、その体が小さいことは否めません。

少し前にも記載しましたが、先に育て始めたベルツノガエルとは、明らかに成長速度が異なっています。
ベルツノガエルとクランウェルツノガエルという種別の違いや各個体の食欲の程度などによっても成長速度には違いが出てくると思いますが、ベルツノガエルが約8ヶ月経過した時点での成長度と比較をすると、明らかに個体差と言える範疇を超えています。

ベルツノガエルとクランウェルツノガエルの育て方の違い

我が家に迎えたクランウェルツノガエルの場合、到着した当初から、その食の細さに悩まされたものですが、メダカピチピチ作戦乾燥イトミミズ落下反射作戦などにより、給餌自体も安定化することができ、「餌を食べてくれない」という心配から開放されている状態です。
確かにベルツノガエルの同時期と比べて食欲に差があるのも確かですが、給餌の回数としては、餌付け初期の頃は別として、クランウェルツノガエルとベルツノガエルでそれほど変化はないというのが飼育者としての実感です。
しかしながら、ベルツノガエルとクランウェルツノガエルの成長度が、ここまで違うということは個体差や給餌の回数の差ではなく、他の要因によるものだと想定されます。

我が家のベルツノガエルとクランウェルツノガエルの育て方で異なるモノとしては、「与えている餌」以外は思い当たりません。具体的な差として、クランウェルツノガエルにはメダカと乾燥イトミミズしか与えたことはありませんが、ベルツノガエルにはメダカや乾燥イトミミズ以外に、田んぼで採取したダルマガエルや砂肝、ワカサギなどを与えていました。

餌の違いが成長度の違いに

ここで注目したいのが、ベルツノガエルの場合、成長期に田んぼのダルマガエルを頻繁に与えていたということです。
ベルツノガエルを育て始めた頃は、クランウェルツノガエルと同様、メダカや乾燥イトミミズを与えていましたが、近くの田んぼでダルマガエルを採取できることを知った後は、田んぼからダルマガエル達が姿を消してしまうまでの間は、ほぼ毎日、ベルツノガエルにダルマガエルを与えていました。

今、思い起こすと、ベルツノガエルが急激に成長し始めたのもダルマガエルを与えるようになってからのような気がします。我が家の場合は、ツノガエルの餌にピンクマウスを与えたことは無いのですが、他の飼育者の方などを見ていても、ある程度ツノガエルが成長した後にピンクマウスのSサイズへ餌を切り替え、一気に成長している様子が伺えます。

餌の切り替え時期や餌の種類のローテーションを明確にするというのは、少々、私にとっては難しい問題ではありますが、ツノガエル達がピンクマウスのSサイズ程度の餌を食べることのできる程度のサイズになった暁には、ピンクマウスや活カエルなどタンパク質が多く、栄養価の高いモノを餌のローテーションに加えることで、ツノガエルの成長度を高めることが出来るのは間違いないようです。


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