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クランウェルツノガエルの乾燥イトミミズ給餌に成功!

      2016/02/14

クランウェルツノガエルの、とある反応

クランウェルツノガエル 我が家の新しい同居人であるクランウェルツノガエルは食が細く、当初より給餌には苦労をさせらていました。飼育ケージの水位や温度を上げたりして餌つきを促進させたり、メダカのピチピチ作戦という方法で給餌を行っていました。
このメダカのピチピチ作戦を継続しているうちにクランウェルツノガエルの餌に対する反応は日増しによくなり、とある反応をするようになったのです。

クランウェルツノガエルは落下物に反応

メダカのピチピチ作戦で食が安定して来たクランウェルツノガエルですが、ピンセットでの給餌には今だ反応してくれません。ピンセットで摘んだメダカを目の前でユラユラさせても、メダカを前足の付け根あたりで刺激してもやっぱりダメなのです。
ただし、上から覗かないようにしてメダカをポトンと目の前に落とすと反射的にメダカをくわえるという反応を示すようになりました。

長期不在のための給餌制限を逆利用

ゴールデンウィークを迎えるにあたって、まだまだベビーと言えるクランウェルツノガエルではありましたが、1週間前から給餌を止め、ケースinケースの手法を使って、ゴールデンウィークの長期不在を乗りきらせました。
そして、この長期不在がメダカ以外の餌を食べさせるためのいい機会となったのです。

ポトンと落ちてくるものに反射的に反応するようになったクランウェルツノガエルに、長期不在による給餌制限・・・
我が家のクランウェルツノガエルは、今までにない空腹感をおぼえているはずです。
これはメダカ以外の餌を試す絶好の機会だと確信し、乾燥イトミミズを試してみることにしたのです。

クランウェルツノガエルの乾燥イトミミズ給餌に成功

クランウェルツノガエル 乾燥イトミミズの給餌を試すことに選んだ時間は、我が家のクランウェルツノガエルの活性があがると思われる朝方です。
怯えさせないように普段にも増して慎重にプラケースのフタを開け、上手い具合に目の前1cmぐらいにポトンと乾燥イトミミズを落とすと、バグッ!っと咥えてくれました。反射的に咥えてくれたものの、食べなれた食感ではなかったからか、一度、咥えた乾燥イトミミズを吐き出してしまいましたが、空腹なのできっと食べるだろうと、そのままジッと見守っていると吐き出した乾燥イトミミズを見事に咥えなおして食べてくれました。

クランウェルツノガエル 一度食べてくれれば、こっちのものです。乾燥イトミミズの食感も、物体としての大きさも、我が家のクランウェルツノガエルは餌として認識してくれるようになったようです。
翌日も乾燥イトミミズを上から落とすと、見事に咥えこみ、もう口から出すことはありませんでした。

メダカばかりの給餌となり、少し心配していた我が家のクランウェルツノガエルですが、カルシウムパウダーなども塗しやすい乾燥イトミミズを食べてくれるようになったので、餌のバリエーションが増えたことも含めて、栄養的にも今まで以上のものを与えることができるようになりました。
食の細いクランウェルツノガエルには困ったものですが、ひとつ一つハードルを越えていくときの喜びはひとしおです。

もし、あなたのツノガエルも食が細く、餌のバリエーションもなかなか増やせないツノガエルでありましたら、一度、上からポトンと落として反射的に咥えさせるという方法を試してみてはいかがでしょうか。


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