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実録はじめの一歩(飼育用品の品定め・その2:パネルヒーター)

      2018/11/10

まずは室内温室の是非

ひとつ前の記事でも書きましたが、まず今回、最初に検討したのは室内温室を導入するかどうかでした。結論から言いますと、今回、室内温室の導入は見送りました。理由は簡単です。
室内温室を赴任先に導入したら、次々と気になったツノガエル達を迎え入れてしまうのが目に見えているからです。
実は、今回のクランウェルツノガエルのことは私の奥さまには未だ話をしていないんです。なぜかと言うと、奥さまが一番恐れているのは、”赴任先で次々と飼っている両生類・爬虫類を増やしているのではないか”ということでして、度々、「何か増えてないでしょうね。」と念を押されているのが現状です。
まあ、1匹ぐらいであればなんとか納得してくれるだろうとの思惑から、今回のクランウェルツノガエルを購入したのですが、いつ奥さまに言い出そうか今でも考え込んでしまう始末です。
このような事情を抱えておりますので、先週末の飼育用品の品定めは長男と次男だけを連れて、無くなりそうになったジャイアントミルワームを買いに行くという触れ込みでショップに行ってきた次第です。

ぴたり適温の新型

ショップに行ってまず確認したかったのが「新型のぴたり適温」です。定期購読をしているビバリウムガイドには電源コードの接続部分が改良されて小さくなったとありましたが実物を確認したことはありませんでした。

みどり商会のぴたり適温 これが「ピタリ適温プラス2号」の電源コード接続部です。旧型はけっこうな大きさの丸い形をしたゴムだったのですが、新型はビニール袋の上から触った感じでは黒いシリコンのようで、弾力性があり、接続部の盛り上がりも2mm~3mm程度になっています。多分、5mm程度の厚みがあるスポンジシートを下に敷き、ガラス製などの少し重みのある飼育ゲージを上から乗せれば、旧型のように裏返しにしてフラットな面を作るという必要もなさそうです。次の記事で紹介しようと思っている「グラステラリウムS」という、パネルヒーターを設置できるベース構造を持った飼育ゲージに使用するにはベストと言えるのではないかと思いまみどり商会のぴたり適温す。

ちなみにこのシリコン製と思われる接続部が採用されているのは、ぴたり適温の1号と2号までで、3号以上の大きさになると右のようにサイズこそ小さいもののプラスチックのカバーのようなものが付いています。いずれにしても「新型のぴたり適温」では、電源コードの接続部分が大幅に改善され、発熱部への干渉度合いも格段に低くなったと思います。

もう一つパネルヒーター

マルチパネルヒーター 新型のぴたり適温の改善は大きく評価できるものですが、やはり設定温度を自由に変更できるという点では、トリオのマルチパネルヒーターの方にアドバンテージがあると思います。温度設定を行なうコントローラーがコード接続部に付属しているので、かなり大きなものになってしまっていますが、発熱部(シートの黒い部分)に干渉しない形式で取り付けてありますし、通電ランプも温度コントローラーの横についています。コントローラーを何かの拍子で動かしてしまい、必要以上の高温設定になってしまうことも考えられますが、熱帯魚用の電子サーモスタットなどを併設することで、そういった事故も防げるでしょう。何よりも、私の赴任地のように冬季の外気温が氷点下になり、室内といえども人が居ない時には飼育ゲージの温度が20度を確実に下回ってしまうという地域においては、外気温の変化にあわせて温度設定を変更できるというのが一番の魅力です。

パネルヒーターの品定め

新型のぴたり適温も十分に魅力があるものでしたが、やはり狙った温度に設定が可能というヒーターの最も重要な要素を考えた時、私が出した結論はマルチパネルヒーターということになりました。マルチパネルヒーターを使ったことがないので、実際に使ってみれば使用感の評価もできるということもあります。あとはサイズをどのサイズにするかということですが、一番小さなマルチパネルヒーター(16cm×16cm)にするつもりです。使用する飼育ゲージの種類や大きさにもよると思うのですが、外気が常温の時に約45度まで設定可能という性能アルミホイル作戦を併用すれば、飼育ゲージ内の温度勾配があったとしても、それほど大きな飼育ゲージを必要としないツノガエルを飼育するには十分ではないかと判断しております。

  ⇒ 実録はじめの一歩(飼育用品の品定め・その3:飼育ゲージ)

(関連記事:今度はヒーター!<パネルヒーターの検討>


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