ハバネロの蔵

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動物分類学上の位置付け

カエルそのものは、脊椎動物門、両生類、無尾目に属します。背骨があり、両生類で、尻尾がない動物ということです。
ペットとして飼われているツノガエルは、ベルツノガエル、クランウェルツノガエル、アマゾンツノガエルの3種になりますが、全てミナミガエル科に属し、アメリカ大陸の中米から南米にかけて棲息しています。
色素が無いアルビノツノガエルや、ベルツノガエルやクランウェルツノガエルとアマゾンツノガエルとの交雑種(ハイブリッド)であるファンタジーツノガエルなどもいますが、こちらは人為的に作出されたカエルですので、純粋に自然界には存在しませんが、分類的にはミナミガエル科のカエルということになるでしょう。

ツノガエルを飼う上で、動物分類学的位置づけなどの情報は、別にどうでもいい情報と思うかもしれません。しかし、ツノガエル達が属するミナミガエル科のカエルはアメリカ大陸のみにしか棲息しないことや、棲息地域の具体的な分布を把握しておくことは非常に重要なことです。
分布地域を把握し、その地域の気候を調べれば、実際に棲息する場所の高度などにもよりますが、飼育上、どの程度までの低温と高温に耐えられるのか、また大よその生息環境などを把握することで、実際、どのような飼育環境にすれば良いのか、ということも想定できます。

特に飼育が難しいと言われているアマゾンツノガエルは、その棲息地域がアマゾン川流域に限定されているので、ベルツノガエルやクランウェルツノガエルよりも湿度が高い環境に棲息しているということが容易に想定できます。

飼育の実際では、日々、ツノガエルの様子を観察していれば何ら問題はないことですが、動物分類から分かる棲息地域などの情報は決して無駄にはならない大事な情報になります。

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