ハバネロの蔵

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2022年9月、今年も無事に産まれてきました♪

   

去年を踏まえて自然のままに任せて

去年、地中から出てきたヒガシヘルマンリクガメのベビーを見つけたのは9月でした。
今年も5月には後ろ脚で器用に土を掘って産卵をしていたのを目撃しています。

いつもながら器用に穴を掘ります

去年、自然の状態で孵化したベビーは合計で4匹でしたので、今年も5月に産卵した卵はそのまま自然に任せて、8月末から9月上旬に土の中から出てくるのを待つことにしました。

去年と同じく9月に地中から出てきたベビー

8月下旬にはSNSのリクガメコミュニティなどでは、今年のベビーが産まれました!といった投稿がアップされ始めたので、そろそろ我が家も地中からベビーが出てくるんじゃないかと、毎朝、通勤前に確認していました。

そして8月24日にファーストベビーを見つけて、翌日はゼロ、翌々日からは毎日ベビーを見つけることができました。

土から出てきたばかりのヒガシヘルマンベビー
産まれたてのベビーのサイズ感

最終的には合計7匹のベビーが地中から出てきましたので、今年は産卵してくれた卵、全てが無事に孵化してくれたようです。
去年、産まれた子の中には他甲板の子も居たのですが、今年の子は全員が綺麗な甲羅の並びをしていますので、今の環境を維持して、親カメに与える餌や量なども変えることなく、今まで通り、自然に任せておけばいいんでしょうね。
自然の力とヒガシヘルマンリクガメの生命力の凄さをあらためて感じてしまいます。

去年との環境の違い

去年、地中から出てきたファーストベビーを見つけ、その後、何日か様子を見ていましたが、土から出てくる気配がありません。
そこでもしかしたら、出てこれないベビーがいるんじゃないかと思って、産卵していた場所を比較的遠くの位置から土を掘り返し始めて産卵場所あたりまで掘り返していったら、地中に3匹のベビーを見つけたんです。

その時に思ったのが、庭の土がかなり硬いということ。
なので、去年、ベビーを地中から掘り出した後、11月ぐらいにいつも親亀が産卵している場所を中心に、水はけもよく、土も柔らかくなるように、赤玉土(小粒)と桐生土(園芸用の軽石の粒のようなもの)を1対1で混ぜた土にしたんです。

具体的には、既存の土を掘り返して、その場所に赤玉土と桐生土で作った「ふんわり土」を投入するといった具合です。
雨が降ったりした後でも、明らかに今までの土よりも柔らかい状態になっていて、やはり去年と同様、同じ場所に卵を産んでくれましたので、孵化したベビー達もすんなり地中から出てくることが出来たんじゃないかと思ってます。

全員、自力で土から出てきているので土まみれのままです

今年は思いのほか、自然孵化が上手くいきましたので、産まれてきてくれたベビー達を大事に(といってもうちは相変わらずの無加温飼育ですが)育てていくつもりです。

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