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ツノガエル(ベビー)の餌とフンの関係

      2016/02/14

ツノガエル(ベビー)のフンの特徴

ベルツノガエルやクランウェルツノガエルの成体が排泄(フン)をする間隔というのは、我々、人間的感覚からすると完全に「便秘」としか思えないほど間隔が空くのはご存知だと思います。
1週間から10日程度、ツノガエルがフンをしないのは当たり前で、中には1ヶ月や2ヶ月もフンをしない場合がありますが、我々飼い主の心配をよそに思い出したようにサイズも大きなしっかりしたモノを排泄し、スッキリとした姿を見せてくれます。
この排泄をする間隔が非常に長いという事象は、ツノガエルが待ち伏せ型の捕食をするタイプのカエルであるために普段の代謝量がそれほど多くなく、餌もゆっくりと消化するためではないかと思っています。

一方、ベルツノガエルもクランウェルツノガエルもベビー時代は、「成長」という代謝が多いためか、2~3日に一度程度という具合に、成体とは比べ物にならないぐらい頻繁に排泄をします。また、その排泄物も成体のツノガエルとは少々異なり、いわゆる軟便といえるようなモノであるのが特徴のようです。

ツノガエルベビーの排泄物

我が家のクランウェルツノガエルのベビーの初ウンチの様子を見て頂くと分かると思いますが、当初のツノガエルのフンはベチャとして、軟便というよりも下痢をしているような状態でありました。その後、メダカを食べてくれるようになってから、フンの形態も少々変化して来ましたが、基本的には軟便といっていい状態のものです。

クランウェルツノガエルの当初のフン その後、クランウェルツノガエルが乾燥イトミミズを食べてくれるようになり、餌を完全に乾燥イトミミズに切り替えた後は、左の画像のとおり、当初と同じ、ベチャっとしたフンをすることが多くなりました。現在、使用している乾燥イトミミズは皆さんにお奨めしているビタミンタイプではなく、一度、購入してしまって、まだ残っている普通の乾燥イトミミズなのですが、ビタミンタイプのみを与えていたベルツノガエルのベビー時代も同じようなフンでしたので、基本的に変りはないと思います。

クランウェルツノガエルの現在のフン 一方、こちらは乾燥イトミミズをメインとしながらもメダカも併用して与えていた際のクランウェルツノガエルのフンの様子です。クランウェルツノガエルのフン
フンのアップは右側の小さい画像をクリックして頂けると確認できますが、そこそこ固形化したフンとなっていますので、与えた餌によってフンの状態も、ある程度変ってくるようです。

ベビーのフンは軟便が普通

ベルツノガエルやクランウェルツノガエルなどに限らず、飼育しているペットのフンの状態からペットの健康状態を推し量るというのは飼育者として非常に重要なことですし、多くの方がツノガエルの排泄物を飼育ケースから取り除く際には、無意識にその排泄物の状態を確認していることだと思います。
ただ、フンの状態からペットの健康状態を推し量る際、そのフンが問題のありそうなモノなのか、問題なさそうなモノなのかが、ある程度分かっていないことには安心できないと思います。

ツノガエルのベビーにピンクマウスを与えた際のフンの状態は確認したことがないので詳細は分からないのですが、前述のとおり、乾燥イトミミズやメダカを与えている限りでは、ツノガエルのフンの状態は、相当な「軟便」といった状態が通常の状態と言っていいと思っています。
ツノガエルのベビーを購入し飼育を始められた方やオタマから育てられてカエルに変態したばかりの個体をお持ちの方は、ツノガエル達のフンが軟便のようなモノばかりしているとちょっと心配かもしれませんが、乾燥イトミミズやメダカを与えているベビー時代は、それが普通の状態になりますのでご安心下さい。


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