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カブトニオイガメ(ベビー)の餌

      2016/02/14

水棲ガメの餌と言えば

テトラ テトラ レプトミン 220gカブトニオイガメに限らず、草食性のリクガメ以外の大多数のカメの餌として最も人気があるのが、テトラのレプトミンです。
楽天市場の爬虫類・両生類グッズランキングでも常に上位に位置していることからも、この餌の人気度や、水棲ガメの餌としての信頼性の高さが伺い知ることができますし、子ガメ用に粒の小さなレプトミン ミニというモノもありますので、500円玉サイズのカブトニオイガメのベビーにも安心して与えることが出来ます。
我が家に居るカブトニオガメのカメ蔵もベビー時代から、少々大きめでしたが、普通サイズのレプトミンをメインの餌として与えており、今でもメインの餌はレプトミンとなっています。

カブトニオイガメの好物

我が家のカブトニオイガメがベビー時代から主食としているのがテトラのレプトミンであったことは間違いないのですが、我が家にやってきたカブトニオイガメのベビーは水槽に入れた時からせっせと食べていた別のものがありました。
それは何かと申しますと、熱帯魚飼育では嫌われ者のスネイル(小さな巻貝)なのです。

水棲ガメの多くは、自然界では魚類や、サリガニなどの甲殻類の他に、貝もよく食べているものが多いのですが、カブトニオイガメやミシシッピニオイガメなどのニオイガメは貝食いカメとして有名で、繁殖させたCB個体は別ですが、採取されたワイルド個体の中には貝以外は全く食べないといった個体まで居るようです。

スネイル狩りの名人

カブトニオガメのベビーを迎え入れた水槽は、もともと、フィールドで子供達と捕まえてきた雑魚やヌマエビ、それに水槽に彩を添えるためのアカヒレなどを飼っていた無加温のテラリウム水槽なのですが、かなり丈夫な水草であるアヌビアス・ナナなどを活着させた流木なども使用していたため(水槽のメンテナンスをキチンとしていなかったため?)、それなりのスネイルが水槽内に発生していました。

水槽内に発生してしまったこの小さな巻貝をキッチリと駆除するには、かなり大変な労力を必要とするのですが、カブトニオイガメのベビーは水槽の壁面や流木、あるいは水草に張り付いているスネイルを器用についばんでいたのです。
そして最終的には、我が家の水槽内のスネイルは全く居なくなってしまったほどです。
熱帯魚水槽のスネイル狩りには、貝を食べるトーマシィが有効という話はアクアリストでは知っている方も多いと思いますが、私が見た限りではトーマシィよりもカブトニオイガメのベビーの方がスネイルの駆除能力は格段に高いと思っています。

レプトミンの憂鬱

水棲カメの餌としてベストな餌と言えるレプトミンですが、カブトニオイガメのベビーを育てる上で一点気になるのが、レプトミンは浮揚性の餌であるということです。
我が家の場合は、導入した水槽にニオイガメの好物であるスネイルが居たのでカブトニオイガメのベビーがレプトミンを餌として認識するまでの間も安心することが出来ました。
また、魚との混泳水槽であったので、浮揚性のレプトミンを魚達がつついている姿をまのあたりにすることでカブトニオイガメのベビーが餌として認識してくれる手助けにもなっていたのではないかと思っています。

Nec_0191_1 もちろん、レプトミンを水槽内に入れておけば、その匂いでカブトニオイガメのベビーも早々に餌として認識してくれるとは思うのですが、もともと川底などをトコトコと歩くようにして底付近にある餌を食べているというニオイガメの生態を考えるとベビーの導入当初は浮揚性の餌であるレプトミンではなく、沈降性の餌を与えていった方が良いのかもしれません。

スネイル(巻き貝)の入手法

レプトミンをベビー当初からメインの餌にしていたとは言え、カブトニオイガメのスネイル(巻き貝)に対する嗜好性は本当に凄いものがありました。カブトニオイガメの嗜好性や飼育下での可能な限りの巨頭化(注)を目指すなら、ベビー時代からスネイルなど巻き貝を常備して、貝をメインの餌として与えてあげたいものです。

我が家の場合、早々に水槽内のスネイルを食べ切ってしまったので近所のホームセンターや熱帯魚ショップに行き、スネイルが発生している水槽を見つけた時に、「お金を払いますので、このスネイルを売って頂けませんか?」とお願いしておりました。
基本的にスネイルは「ショップで販売しているもの」ではありませんので、最初は「えっ?」といった反応(特にホームセンターのペットコーナーなどは顕著)をされますが、大抵の場合、「100円でいいですから、好きなだけとっていいですよ。」といった回答がほとんどでした。
ただ、ホームセンターでも熱帯魚ショップでも流石にスネイルが大量発生している水槽というのは、当然と言えば当然ですが、滅多にお目にかかれません。いくつかの水槽にいるスネイルを、ショップの店員さながらにちょこちょこ取らせて頂き、一定量を確保するといった感じです。
タダ同然のお金でスネイルを分けてもらうことは簡単に出来るのですが、この方法で常にスネイルを確保するというのは現実的でないというのも確かです。

もう一つ私が取った方法はヤフオクで「ヒメタニシ」というサイズの小さなタニシを購入するというものでした。この「ヒメタニシ」の出品は季節ものであるらしいのですが、ちょうど今の時期(夏季)に出品されていましたので、カブトニオイガメのベビーを飼われている方は、思い出した時にヤフオクで検索してみるといいと思います。

最後の方法としては、カブトニオイガメのベビーに丁度良いサイズの巻き貝である「カワニナ」を採集してくることです。ただ、この「カワニナ」を採集できる場所が近くにあるという方は、相当、限られてくると思います。
農薬などの被害によるカワニナの減少や絶滅のおかげでホタルが居なくなったと言われるように、ホタルの幼虫の餌となるカワニナを手軽に採取できる方というのは、毎年、自宅や近所でホタルを鑑賞できる方という、ごく限られた地域にお住まいの方だと思います。

あとはスペースが許せばの話になりますが、カブトニオイガメのためにスネイルやタニシのストック水槽を独立して設けるということです。スネイルやタニシは普通に飼っていればドンドン増えてくれますので、爬虫類や両生類の餌として自家繁殖させている方も多いコオロギと同様、スネイルやタニシをストックし繁殖させる水槽を設ければ、恒常的に餌の巻き貝を準備することができます。
コオロギのように水や餌を与えたり、気になる臭いもありませんので、スネイルやタニシをストックする水槽を独立して設けるという方法は、それほど非現実的な話ではないと思います。

現実的なカブトニオイガメベビーの給餌

「貝食いカメ」として有名なカブトニオイガメですので、ベビー時代のベストな餌といえば、やはり、スネイルやカワニナ、タニシの子供など子ガメの口のサイズに合った巻き貝になるとは思います。しかし、餌の準備やストックの容易さを考えればレプトミンなどの良質な人口飼料をメインの餌にするのが現実的かつ一般的な給餌だと思います。
カブトニオイガメの好物である巻き貝を常に準備してあげるのがベストであることは間違いないと思いますが、人口飼料をメインの餌にして、手に入れられることができた時にスネイルなどの巻き貝を与えてあげるといった方法が、管理の面からも餌代というコストの面からも、よりベターな給餌なのではないかと思っています。

(注)ニオイガメのCB個体とワイルド個体の顕著な差異は巨頭か否かと言われています。実際、ワイルド個体の頭の大きさとCB個体のそれとでは雲泥の差があり、その原因はベビー時代から常に硬い殻を持つ巻き貝を食べているかどうかにより、頭の筋肉や骨の発達に差が出てくると言われています。
現在の若い人の顎が柔らかいモノばかり食べているので以前より顎の骨や噛む力が発達していないという現象と同じですね。


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