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良薬?!

      2016/02/13

ダイレクトに水道水を使用

久しぶりに東京の自宅でゆっくり過ごした3連休も終わり、昨夜、新幹線の終電でマロニエに地に戻ってきました。3日ぶりに同居人の様子を観察すると同時にゲージ内の水が少なくなっていたので、水を補充しておきました。

ところでこの水ですが、実は我が家の場合、水道水をそのまま使っています。水道水にはカルキ(塩素)という消毒成分が入っており、観賞魚飼育などでは汲み置きによりカルキ抜きをしてから使用するのが常識なのは勿論知っていますが、実は東京の自宅で飼育している魚などの水も汲み置きしていない水道水をそのまま使用して何ら問題が起きていないのです。

本当は良くないんだろうなぁ~、と今までは思っていたのですが、昨夜水換えをしながらベルツノガエルの体表を確認している際、ふと別な考えが浮かんできました。

水道水全てが悪者なのか

以前、我が家のベルツノガエルに異変が発生したことは過去の記事に書きましたが、その際、別なケースに移して新しい水にて様子を見たところ、ほとんど一日で症状が無くなってしまったのです。
この時、出勤前のわずかな時間ということと、なんにせよ新らしい水に変えないといけないと思って水道水をそのままを使った訳ですが、もしかしたら、この水道水をそのままで使ったことが良い結果を産んだのではないかという考えです。

東京の自宅は多摩の郊外にあり、水道水も23区にひとり暮らしをしていたものとは別物のような代物です。具体的には23区(中野区だったのですが)の水道水はそのまま飲むには本当にマズイ水だったのですが、多摩郊外の自宅の水道水は十分飲用に耐える水です。

味の違いは間違いなくカルキ臭の違いなので、カルキの含有量が影響していると思われるのですが、栃木の水道水は東京の自宅の水より更においしい水なのです。つまり、同じ水道水でもカルキの含有量が全く異なり、栃木の水道水に含まれるカルキの量であれば、カエル達の皮膚にとっては、もしかすると消毒用として丁度良い濃度なのではないかということです。

濃度によっては良薬?

熱帯魚飼育の場合も病気用の薬を魚の個体の状態や種類(主に大きさの違いです)によって、濃度を薄めて使用します。我が家のベルツノガエルの体に炎症と思われる腫瘍が出来た際、カエルの治癒力のみで、あれほど早く症状が改善されるかというと少々疑問に思えるのが正直なところです。

また、餌用に採取してきたダルマカエルをキープしていた際に使用した水も水道水そのままの水で何ら問題はありませんでした。

まったく常識はずれで突飛な考えかもしれませんが、カルキを含んだ水道水の全てが悪者ではなく、ものによっては有用な消毒作用を持った水かもしれないなと思った次第です。

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