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なぞの大暴れ!<脱走を目論むカエル>

      2016/02/11

 

ガラス蓋を突破せよ!

ベルツノガエルの大暴れ これ、以前にご紹介したことのある我が家の飼育ゲージの様子です。見たとおり、ツノガエルの強力なジャンプ力で網フタを突破されないようコーヒー豆を入れる陶器を重しにしています。
冬の時期は保温と湿度維持のために、水槽付属のガラス蓋をした上で同じように陶器の重しを置いてあるのですが、ガラス蓋とコーヒー豆用の陶器の重さぐらいではダメだということが判明しました。

ガシャ!ガシャシャ!

帰宅後、ツノガエルの飼育ゲージを横に見ながら他の方のブログを拝見していると、「ガシャ!ガシャシャ!」と重しを乗せたガラス蓋が何者かに突き上げられ浮き上がる音がするのです。音の正体は明白です。我が家のベルツノガエルがガラス蓋を突き破ろうと、盛んにアタックを繰り返しているのです。

構えてぇ~
ベルツノガエルの大暴れ

 

 

 

おりゃ~!(ガシャン!)
ベルツノガエルの大暴れ

 

 

ぐわぁ!
ベルツノガエルの大暴れ

 

 

 

くそぉ~!
ベルツノガエルの大暴れ

 

 

ふぅ~・・
ベルツノガエルの大暴れ

 

 

 

こんな調子で何度も何度もガラス蓋に向かってアタックしているのです。通常、ツノガエル達が飼育ゲージ内で大暴れしている時はフンなどをしてゲージ内が汚れた環境になっていることが多いのですが、二日前の温浴時にフンをしたばかりですし、暴れた後に飼育ゲージ内をチェックしたのですがフンなども見当たりませんので、ゲージ内が汚れていた訳でもなさそうです。

活力が付くと新天地を求める?!

最近、何か変ったことをしたかというと、思い当たるのは、久しぶりに冷凍保存の砂肝を与えたぐらいです。冬になって、餌は乾燥イトミミズかワカサギ(1匹)とかなり給餌量を減らし、給餌間隔も空けているので我が家の同居人にとっては久しぶりに満足できる食事だったのでしょう。カルシウムパウダーやネクトン-REPをまぶしたこともあるかもしれませんが、砂肝を与えた翌日からは体色も良くなった感じでした。
餌を控えていたときはジッとしていることが多かったのですが、十分な餌をもらい活力がついたために、新たな餌場=新天地を求めてガラス蓋を突破しようとしていたのかもしれません。

強固なフタはカエルにも必要

トカゲなどの爬虫類にはかなり頭のいいモノがいるようで、飼育ゲージのフタや前面の扉から一度脱走することを憶えると何度も同じ方法で脱走を試みるらしいのですが、ツノガエルや他のカエルなども同じように相当頭がいいのかもしれません。
カエル達は餌を捕食する際、かなりの部分で視覚というものを重視しているようですので、いわゆる「目」は相当いいと思うのです。ツノガエル達が、ふと、頭上を見上げた際にガラス蓋のように空間が見通せるモノでフタをしていると、そこから新天地に移動できると判断しているとも思えます。当然、ガラス蓋に頭をぶつけることになるのですが、そのガラス蓋を跳ね上げることが出来そうなほどツノガエルのジャンプ力は強力ですし、ガラス蓋をもう少しで跳ね上げられそうなことも理解しているのではないでしょうか。

ベルツノガエル 大暴れの本当の理由は定かではありませんが、いずれにしてもキューブ水槽のように、カッチリとフタをすることのできるプラケースやレプロシリーズに代表される専用ゲージ以外でツノガエルを飼育する場合、強固なフタ=重しをすることが重要なことは明らかです。

結局、我が家の場合、私が近くにいない時以外は、それなりの重さがあるガラス蓋の上に、辞書のように分厚く重いHTMLタグの解説本とコーヒー豆用の陶器をフタの重しとして乗せることになった次第です。見栄えは悪いですが、脱走して乾燥死、なんていう事態を避けるためには今のところこの方法が一番だと思っています。

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