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ツノガエルにおける餌の切替タイミング

2006年10月11日 / ツノガエル【餌の蔵】

■明らかに違うベルツノガエルとクランウェルツノガエルの成長度

クランウェルツノガエルの威嚇ポーズ ベルツノガエルに続き2匹目の同居人として向かえたクランウェルツノガエルですが、育て始めて、そろそろ約8ヶ月が経過しようとしています。
私が飼育ケージのフタを開け、クランウェルツノガエルを覗き込むようにすると、いっちょまえに体を膨らませる「威嚇のポーズ」をとるのですが、その体が小さいことは否めません。

少し前にも記載しましたが、先に育て始めたベルツノガエルとは、明らかに成長速度が異なっています。
ベルツノガエルとクランウェルツノガエルという種別の違いや各個体の食欲の程度などによっても成長速度には違いが出てくると思いますが、ベルツノガエルが約8ヶ月経過した時点での成長度と比較をすると、明らかに個体差と言える範疇を超えています。

■ベルツノガエルとクランウェルツノガエルの育て方の違い

我が家に迎えたクランウェルツノガエルの場合、到着した当初から、その食の細さに悩まされたものですが、メダカピチピチ作戦や乾燥イトミミズ落下反射作戦などにより、給餌自体も安定化することができ、「餌を食べてくれない」という心配から開放されている状態です。
確かにベルツノガエルの同時期と比べて食欲に差があるのも確かですが、給餌の回数としては、餌付け初期の頃は別として、クランウェルツノガエルとベルツノガエルでそれほど変化はないというのが飼育者としての実感です。
しかしながら、ベルツノガエルとクランウェルツノガエルの成長度が、ここまで違うということは個体差や給餌の回数の差ではなく、他の要因によるものだと想定されます。

我が家のベルツノガエルとクランウェルツノガエルの育て方で異なるモノとしては、「与えている餌」以外は思い当たりません。具体的な差として、クランウェルツノガエルにはメダカと乾燥イトミミズしか与えたことはありませんが、ベルツノガエルにはメダカや乾燥イトミミズ以外に、田んぼで採取したダルマガエルや砂肝、ワカサギなどを与えていました。

■餌の違いが成長度の違いに

ここで注目したいのが、ベルツノガエルの場合、成長期に田んぼのダルマガエルを頻繁に与えていたということです。
ベルツノガエルを育て始めた頃は、クランウェルツノガエルと同様、メダカや乾燥イトミミズを与えていましたが、近くの田んぼでダルマガエルを採取できることを知った後は、田んぼからダルマガエル達が姿を消してしまうまでの間は、ほぼ毎日、ベルツノガエルにダルマガエルを与えていました。

今、思い起こすと、ベルツノガエルが急激に成長し始めたのもダルマガエルを与えるようになってからのような気がします。我が家の場合は、ツノガエルの餌にピンクマウスを与えたことは無いのですが、他の飼育者の方などを見ていても、ある程度ツノガエルが成長した後にピンクマウスのSサイズへ餌を切り替え、一気に成長している様子が伺えます。

餌の切り替え時期や餌の種類のローテーションを明確にするというのは、少々、私にとっては難しい問題ではありますが、ツノガエル達がピンクマウスのSサイズ程度の餌を食べることのできる程度のサイズになった暁には、ピンクマウスや活カエルなどタンパク質が多く、栄養価の高いモノを餌のローテーションに加えることで、ツノガエルの成長度を高めることが出来るのは間違いないようです。

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コメント(8件)

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今  利幸 / 2006年10月12日

うちのプイはベビーより2ヶ月買い込んだ個体を譲り受けたのですが、既にその時体調6cm程ありました。ピンクと雑魚を食べていたそうですが、以前にもコメントしたとおり餌をなかなか食べてくれませんでしたが、ウキガエルをきっかけにコオロギに餌付いて、最近コオロギを安価で購入できる店を見つけたのでコンスタントに週10匹与えました。ケースにキープしておくと2.3匹死んでしまうので、買って来た日に全部プイのケースに入れてしまうとあっという間に完食でした。一時は20匹与えてみましたが2日で完食してしまい、気が付けば購入時の倍の体になってしまいました。やはり活餌は違うのかもしれませんね。

ハバネロ / 2006年10月13日

>今さん
当初、餌付きで悩まれていたプイ君もウキガエルをきっかけに次々と様々な餌を食べてくれるようになったんですね。
しかし、さすがにコオロギを一気に20匹も食べるようになるとは、凄まじい変化ですよね。
しかも、やってきた時よりも体が倍増しているということは、もう12cmもある固体に成長したということですね。
活餌の効果もあるかもしれませんが、我が家の場合、少し給餌量が少なめなのかもしれません。
ただ、ゆっくりと長生きして欲しいと思っているので、ちょっと少なめかな?と思う程度で良いのかなとも思っている次第です。
試行錯誤の連続ですが、一気に育てるべきなのか、少しゆっくり目で育てるべきなのか、まだまだ勉強中であります。

しろたん / 2006年10月13日

こんにちは。
私が飼っているカエルについてはという非常に限定的な見解ですが、やはりクランウェルはベルと違ってやや成長が遅い気がします。ベルは何にでも食いついてきますが、クランは生き餌の方を好むような気がします。もちろん生き餌以外も食べますが、どちらを選ぶかというと生き餌もしくは死んでいても生き物の形があるものによく反応します。ピンクマウスもいいですが、カエルは食いつきも良く、栄養価もかなりあるので(もちろんローディングすればなおGood)個人的にはお勧めですね。
ベビーのうちはある程度しっかり食べさせて身体作りをした方がいいと思います。この「ある程度」というのが個人差があって難しいですが……。私のようなアナログ(いい加減)な人間だとこんなモノかなと適当に出来るのですが、マニュアルに馴れたデジタルな方だと、餌を食べてから何日後にフンをするから云々と杓子定規に考えて食べてくれないからどうしようとか悩んでしまわれる方もおられることでしょう。身体が出来てしまえばハバネロさんのおっしゃるとおり、ゆっくり育てていく方がいいと思います。

今  利幸 / 2006年10月13日

済みません!倍とは大げさでした。ものさしで見るとせいぜい9cmってとこですね。
現在ミズゴケを敷いているので頭しか見えてませんのでいい気になって20匹あげていたら、ある時ミズゴケの穴からひょっこり出てきたらあっという間に巨大化してたのです。さすがに懲りて10匹に戻しました。
ピンクを与えて風船のように大きくした写真をよく目にしますが、自分的にはタイプではありません。野生ではいつ側を通るか判らない獲物をじっと待っているんですから、それに近い餌の与え方が本来なのでしょうね。

かずかず / 2006年10月14日

初めまして。
僕の所のベルとクランウェルはマウスonlyで飼育したのが功を奏したのか、すくすくと順調に成長しています。
多少割高ですが、マウスも使ってみてはいかがでしょうか?

ハバネロ / 2006年10月15日

>しろたんさん
こんにちわ。
ベルツノガエルとクランウェルツノガエルでは、クランウェルツノガエルの方が成長が遅いというのは、他の方の飼育記を見ても、どうやら共通事項のような気がしてなりません。
少なくとも、我が家のクランウェルツノガエルは小さいながらも、固体は健康のようですから、成長度は違っても安心はしています。
ベルツノガエルもクランウェルツノガエルも野生化でのベビーは近くにいるカエルを捕食=共食いをしているようですので、やはりカエルを餌にするというのは理にかなっているんでしょうね。
我が家のベルツノガエルの時がそうでしたが、まずもって餌に対する反応が違ってきますし、消化不良などの心配もなく、カルシウムたっぷり、適度なタンパク質というのある意味、ツノガエルの完全食と言っていいのが餌カエルなんではないでしょうか。
今さんのところのように餌用のウキガエルを販売しているところがあれば良いのですが、宇都宮ではちょっと入手が厳しいです。
ベビーの身作りの目安としては、ピンポン玉サイズが目安だと個人的には思っています。ツノガエルのベビーもピンポン玉サイズになれば、まずは一安心できますので、ピンポン玉サイズまでは、ある程度一気に育ててしまうのはいいんでしょうね。
我が家のクランウェルツノガエルには少々可愛そうなことをしているのかもしれませんが、これからツノガエルを飼おうとしている方の一つの情報となるべく、低コストかつお手ごろな餌でツノガエルを育てていった場合、どのようになるのかを実証していきたいという気持ちも実はあったりします。
きっと誰もがピンクマウスやコオロギといった餌を、色々な理由で与えられる訳ではないと思いますので、別なアプローチでツノガエルの餌を探索し、餌として問題ないことを実証した上で、みなさんの飼育の一助となるような情報を提供できればと思っている次第です。

ハバネロ / 2006年10月15日

>今さん
いえいえ、体長として図ったものが6cmから9cmであれば、全体感としては倍増といっても差し支えない成長度だと思いますよ。
水苔で見えなかった部分を久しぶりに目の当たりにして、その成長度にビックリされたのもうなずけます。
ピンクマウスをメインの餌にして、でっぷりと太ったツノガエル達も魅力的であることは間違いないと思いますが、今さんのおっしゃるとおり、待ち伏せ型のツノガエルが頻繁にピンクマウスのような高栄養価の餌を捕食できると思いませんので、栄養過多にならないように気をつけなければならないんでしょうね。
ツノガエルを餓死させたという話も聞いたことがありませんので、彼らはかなり捕食できない期間があっても大丈夫なんでしょうね。なんせ、乾季にはマユを作って、冬眠状態になってしまうんですから、カエルの中では一番強靭な体力の持ち主なんだと思いますよ。

ハバネロ / 2006年10月15日

>かずかずさん
はじめまして、ハバネロです。
ピンクマウスで育てられるサイズになってピンクを与えていると、やっぱり順調に成長するようですね。私もピンクマウスは考えていたのですが、クランウェルツノガエルの食が細いということもあって、今は乾燥イトミミズでどれだけ成長させられるか、ということも実証してみたいと思っています。
カルシウムパウダーやネクトンREPなどの栄養補助は必要になりますますが、手ごろな餌でゆっくりと育てる事例の一つとして、みなさんの参考になればと思っている次第です。
今回のようなアドバイスも含めて、今後ともよろしくお願い致します。

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