誤り判明!<温浴の温度とビタミン浴>
■専門家(獣医さん)の貴重な情報
私がベルツノガエルの飼育にあたって実施してきた温浴の温度やビタミン浴についての記事を掲載したところでですが、KAZUP88さん(かえるとラッタッタ~♪)が獣医さんに確認したところ、温浴の設定温度やビタミン浴というものが誤りであることが分かりました。
詳細はKAZUP88さんの記事をご参照頂きたいのですが、「30度以上の温度での温浴はかえって具合が悪くなる」という旨と、「爬虫類とカエルは全く異なり、皮膚からどれくらいビタミンを吸収するかもわからないのでビタミン浴というのはやめておいた方がよい」という旨が獣医さんからのお言葉だったそうです。
■正誤表
具体的には以下のようになります。
「誤:私が実施している32度前後での温浴」
→ 「正:カエルに適温の水を取り替えることで十分」
「誤:温浴の際にビタミン剤を溶かしてのビタミン浴」
→ 「正:ビタミン浴が効果的という科学的根拠はなし。カエルに与える餌にまぶす、もしくはコオロギ等に与える餌(餌の餌)に気をつけて,餌そのものの栄養化を高める」
■お詫び
当ブログの記事を参考にして温浴の温度設定やビタミン浴をされていた方、本当に申し訳ありませんでした。
温浴の温度やビタミン浴など自分で良かれと思って実施していた飼育方法をご紹介したところですが、KAZUP88さんのおかげで獣医さんという専門家の貴重な情報を得ることができ、あらためて自分が実施していた飼育方法の誤りが判明いたしました。
獣医さんのご意見を踏まえると、私の温浴の記事にも書いたところですが、カエルのお通じが良くなるのは「温浴で暖められるから」というのではなく、「新鮮な水に浸ったから」ということではないかと考える次第です。また、「爬虫類とカエルは全く異なるのでビタミン欲というのもやめておいた方が良い」ということも、カエルにおけるビタミン浴の効果に関して科学的根拠がないそうですので、やはりそのとおりなんだと思います。
■飼育情報の共有化
今回、私が実施してきた飼育方法に誤りがあったことが判明したわけですが、KAZUP88さんの情報がなく、飼育しているベルツノガエルの急激な体調悪化等がなければ、今の飼育方法で、私はそのまま飼育していたことでしょう。短期的には問題がないように見えますが、寿命が10年以上というベルツノガエルの飼育を考えた場合、中長期的に悪影響を及ぼすことになったのではないかと思います。
今回のような貴重な飼育情報をカエルブログを運営されている皆さんとの交流を通じて積み重ねていき、状態良くツノガエルを飼育することのできる飼育情報の共有化を今後も図っていきたいと考える次第です。
貴重な情報を掲載して頂いたKAZUP88さんに感謝するとともに、当ブログの記事を参考にされて温浴やビタミン浴を実施されてきた方々に対し、深くお詫び致します。
コメント(15件)
過去にいただいたコメントを掲載しています。現在、コメントの受付は終了しています。
<strong>ツノガエルの「温浴」についての誤り</strong>
リンクさせていただいているkazup88さんのブログに、私もきゅーに実行してい
こんばんは。
お知らせありがとうございました。
ビタミン浴は他の方からもアドバイスを受けました。根拠が無いのですね・・・。
田園調布の先生ということで子龍を見ていただいた先生と同じ先生だと思います。
私もネットなどで色々書いてあるけれど違った事も多く書いてあるのでと言われました。
もう一つ、『ショップでカルシウムとビタミンの粉末を買いました。』とお話した所、カルシウムは必要だけどビタミンは必要ないよと言われました。本当に難しいと痛感しています。
<strong>カエルに温浴、ネクトン浴はNG??</strong>
TBくれた、丁寧&情熱的な飼育してる、ハバネロさんの記事読んだら、獣医がカエルに温浴、ネクトン浴はNGと言ってたって情報を仕入れたらしい。
ど〜なんでしょうね?
温浴に関しては、したことないから??だが、俺的に考えたら、便秘などしてる時は、やり方によっては有効な気もするが…。
温浴させたまま、そのままいつもの温室に入れ、徐々にいつもの温度に戻していくなどしたら、結構安全かつ有効的だと思うのだが〜??
俺は何人�...
>HIROKOさん
ベルツノガエルやクランウェルツノガエルは自然界ではそれこそ色んな種類の餌を食べ、そうした多様な餌を食べることでカルシウムや各種のビタミン類を摂取していると考えるのはおかしなことではないと思います。
飼育下ではこういった多様な餌を確保できないのでビタミン類の補給が必要と思ってしまっていたのですが、田園調布の先生のお言葉では特に必要ないということですよね。
なかなか難しいとも思うのですが、逆に言えばそれだけ飼育しやすいのがツノガエルなんではないかとも思えます。何事もやりすぎは禁物ということなんでしょうね。
こんばんは。
温浴&ビタミン浴についてのお知らせありがとうございます。
カエルを飼うまでにいろいろ調べたつもりではありますが、それでも もちろん対応に迷うことがあります。
これからも観察第一でうちのこと二人三脚な毎日なんですね。
>粒子さん
とんでもないです。私が掲載した記事の内容が誤っていたようなので、多くの方にお知らせしなくてはならないのは当然だと思っています。幸いにしてブログにはトラックバック機能がありますので、トラックバックさせて頂きました。
Kazup88さんが伺った獣医さんは、カエル飼育者の必携と思われる書籍である「ザ・カエル」の著者でもありますから、その方の見識であれば我々飼育者は重視する必要があると思っています。ただ、その獣医さんが著者である「ザ・カエル」に記載してある代謝性骨疾患の治療には「カルシウム、ビタミンを含む総合栄養剤をふりかけて与えるようにする。」と記載されていますので、ネクトンREPのような総合栄養剤は、「餌にまぶして使用するべきものでビタミン浴などで皮膚から吸収させるものではない」もしくは「どれくらい皮膚から吸収されるか科学的根拠がない」ということなんだと思います。
何にしても粒子さんがおっしゃるとおり、飼育の基本中の基本である「観察第一」なんだと思いますね。
おひさしぶりです♪
1ヶ月以上も更新お休みしていました・・・
うちのツノガエルたちはみんな元気にしています。色もキレイでイイ感じです(笑
ペパーミントを迎えました。
今までアルビノのみだったので、目の黒い子は不思議な感じがします☆
今年もよろしくお願いします(^^)
<strong>いい湯だな</strong>
柿右衛門が水入れにはいって水分補給してます。
夜になると水入れの中にいることが多いようです。
昼間はシェルターの中にいます。
餌食いは良いのですけど、給餌間隔がまだつかめません。
乾燥イトミミズでもイエコでも好き嫌いなく何でも食べる良い子です。ヾ(・∀・......
>江利子さん
お久しぶりです。見させて頂きましたよぉ~、新しい家族のペパーミントツノガエル!
成長が楽しみですね。
温浴療法の適温は、24.4~25.6℃(華氏76~78)、入浴時間は1分間、1秒間だけカエルを頭まで沈め、その後、通常の水でリンスするそうです。
お湯には、カップ1杯につき小さじ1杯の塩を混ぜることと記載されています。
Sick Frog Health and Medical Care
(http://www.pollywogsworldoffrogs.com/Text-html/frog-rx-care.html)
このHPは、病気の症状、治療法、作用機序、効果等々が記載されていて、かなり使えそうです。
温浴療法の代わりに、温熱療法というものがあります。カエルの免疫力を高めて健康にする方法です。
飼育容器の気温を徐々に高めて、3日間、最大30度を維持します。
説明には、ヒトが風邪を引いたときに発熱することと同じだそうです。
しかし、カエルを飼育することは大変ですね。インフルエンザの心配をしたり、食が細いといっては悩み、そのうちに、塾に通わせる費用が心配、婚活も必要になるのかな~。
寒蛙さん
おぉ〜、またマニアックっぽい海外サイトですね〜
おたまがひっくち返ってる画像があるんですが、あれは大丈夫なんでしょうか。。
ツノガエルの場合、どうも糞詰りっぽい症状の際に温浴を使っている状況なんですが、この海外サイトだと免疫力を高める等の効果があるようですね。
確かに「カエルを飼うことは、環境を飼うことだ。」とも言われるので、大変な側面はあるかもしれませんが、基本的には清潔にケージを保って、食欲を増進させてあげればよいんじゃないかと思ってます。
ひっかき病
症状
カエルが体をひっかき、特に側面と背側に傷をつける。
飼育容器に霧吹きをした後に、この行動が激しくなる。
時間の経過とともに、カエルは不活発になり、ついには活動をやめ餌を食べなくなる。
ここで治療しないと、カエルは死に至る。カエルは、呼吸をするために水たまりか、水の入っている皿を探す。
カエルが水棲種であり、巻き貝と飼育されていれば、巻き貝を別な容器で飼育すること。
治療
inpharzam(薬品名不明。膀胱炎の時に投与される抗生物質)の錠剤かカプセルを1つ用意し、清潔な乳鉢で粉末化する。
その粉末を約50ccの水に溶かす。
薬液を作成後、清潔な点眼器に詰める。
カエルを隔離する。
1日3回、6日間、カエルの背中に薬液をふりかける。
カエルが水棲種であれば、約2リットルの水に薬液3滴を加え、薬浴させる。
毎回、治療ごとに、使用した薬浴用の液体は廃棄すること。
薬浴後、隔離容器に戻す前に適温で清潔な水を蛙にそそぐ。
本疾患の最大の問題は、病気から回復しても、カエルがキャリアーであり続けることである。
従って、回復したカエルは、新しい容器で飼育すること。
赤脚症
治療法
テトラサイクリンを経口投与する。体重5g当たり1mg,5日間
テトラサイクリン薬浴
100mM(濃度約6%)の食塩水にmL当たり100μgのオキシテトラサイクリンを追加し、1週間薬浴させる。
薬浴液は毎日、交換する。
本疾患のカエルは隔離する。
飼育容器の消毒。
抗生物質の投与には、皮下注射が最適である。
赤脚症
早期の治療法
薬浴
サルファ剤(10リットルの水に15mL)溶液あるいは2%の硫酸銅あるいは過マンガン酸カリウム溶液で2週間薬浴させる。